クオリア・リレーシンポジウム

対談「哲学・宗教の観点からクオリアを考える」

■対談「哲学・宗教の観点からクオリアを考える」                           
堀場雅夫(堀場製作所 最高顧問)
坂口博翁(真言宗大覚寺派 別格本山覚勝院 住職)
 
DSC01553坂口 今日は、事前の打ち合わせを無しにいきなり本番を迎えています。堀場さんから「その方が面白い話ができる」といわれたからです。
 今日のお話しのテーマは「クオリア」ということですが、辞書で調べても載っていませんでした。しかし「感性」というと、わかりやすいと思います。私どもは真言密教なのですが、その解釈からいうと、意識を乗り越えた感覚、というように考えられると思います。
 私は保育園をやっていますが、そこで宇宙飛行士の秋山豊寛氏に講演に来ていただいたこともあるのですが、宇宙にいった人間が宗教家や芸術家になることがあります。しかしその逆はありませんね。講演で、秋山氏は「五感を超えて、地球を美しいと思った」と話されていました。
 クオリアとは、このような解釈で構いませんか。

堀場 大体いい線をいっていますね。どの辞書で調べられたのか知りませんが、上等な辞書にはクオリアについて載っていますよ。直訳すると「質感」,つまり何かグッとくること、感じることです。さらにこのように感じることで、リアクションがあるということです。
 私は、哲学や宗教はもっと身近なものであって欲しいと思っています。日常、私たちが生きていることが哲学です。私は宗教学について勉強をしたことはありませんが、神仏は日常の私たちの中に生きていると感じています。それを難しく言わないとありがたくないものだから難しく感じます。

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セミナー「京都の時代」 

■セミナー「京都の時代」                                         
谷口正和(立命館大学大学院 教授)

DSC01550 今日は、「伝え方の革新」について、お話ししたいと思います。私はデザインの面からマーケティングを行うコンサルタントをしております。 続きを読む

対談「クオリアと芸術、科学」

■対談「クオリアと芸術、科学」                                      
山口栄一(同志社大学大学院 教授)
椙山知子(芸術鑑賞講座 講師)

DSC01541山口 私は10年ほど前までは、単なる物理学者でした。しかし、その後自分が抱えている課題を解きたいと考えているうちに、社会科学の領域にまで越境し、そしてビジネスを立ち上げるにまで回遊してしまいました。昨年は一年間、今年創立800周年を迎えたケンブリッジ大学に行き、文系の研究者とりわけ哲学や芸術・美学の研究者と触れ合うことができました。今日はケンブリッジでの滞在で感じたことなどもお話ししたいと思っています。

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インタビュー「クオリアを育む京都の風土」

■インタビュー「クオリアを育む京都の風土」                              
高橋拓児(京料理木乃婦 三代目若主人)
魚住りえ(タレント・フリーアナウンサー)

DSC01540魚住 高橋さんは吉兆で修行されたと伺いましたが。

高橋 そうですね。主人の付き人として、その中から日本料理の考え方、基礎的な概念を生活を通して発見していきました。
 北大路魯山人の言葉に「途方もないこと」というのがありますが、現在では亡くなった当時の主人も、この言葉が好きな方でした。途方もないものを作ろうと思えば、その中に伝統を体得しないといけない、ともおっしゃっていました。
 私は堀場会長にも「やり過ぎだ」といわれることがあるのですが、私は日本料理の枠に踏みとどまっているつもりです。

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スピーチ「クオリア時代」

■スピーチ「クオリア時代」                                         

堀場雅夫(堀場製作所 最高顧問)

DSC01532
 
今日はリレーシンポジウムとして「クオリア」について考える機会としておりますが、先ず皮切りに私からクオリアについてお話をさせていただきたいと思います。

 

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